最近超富裕層の中にはウイルス感染を恐れ、沖縄や軽井沢・シンガポールなどへ避難しているケースが報じられている。
だから今後は都心がかなり没落して、田舎に住むのがトレンドになるだろうと評する人もいる。
リモートワークが一般的になると考えている人がいるからだ。
私はそうはならないと思う。
ドンキホーテ創業者の安田さんは、節税もあるのだろうがシンガポールに滞在している。
しかし暇で仕方ない、みたいな発言をされている。
他にも不動産や株で財産を拵えてハッピーリタイアをしたものの、うつ病になる人が案外多い。
私と面識がある某不動産投資家(著者を何冊も出している)も、やはりリタイア後に段々と精神バランスがおかしくなっていくように感じられた。
それはそうだろう。
タワーマンションの一室で、ネットを見たり映画を見たりしていても、それが毎日ならば退屈な牢獄とさほど変わらない。
古人曰く「小人閑居して不善を為す。」との事だが、不善までいかなくても閑居する事で暇を持て余して、精神に変調をきたすというのは有り得る事だろう。
人はどうしても、かつて経験した刺激が激しければ激しいほどそれが忘れられなくなる。
財産が出来たから温泉でゆっくり、という精神構造にならないようなのだ。
確かにソフトバンクの孫さんやユニクロの柳井さんも、きっと生涯現役を貫くのだろうと思う。
財産が出来たから、伊豆に大規模な邸宅を建てて余生をゆっくり過ごそう、という気持ちにはならないのだろう。
そこまで大物でなくても、財産が出来た段階で田舎に閑居したいという人を私は殆ど知らない。
これから若者が帰農していくケースもあるだろうが、ごく少数に留まるのではないだろうか。
秋葉原や中野に近い場所に住み、好きなイベントに参加したり趣味に没頭するにしても、やはりこのような場所に身を置いているからこそ、それが出来ると思われる。
田舎でコスプレや同人誌、ゲームやYouTubeという文化が育つとは、どうしても思えないからだ。
現在も長野や徳島では、他府県ナンバーの車がいないか県職員が監視しているという報道もある。
このような相互監視が当たり前な場所では、多様性が育たないように思われる。
だとしたらこれからの文化(サブカルも含め)は、どうしても都心抜きには語れないのだろう。
昔と違い、人間はただ食べられれば良いですという訳にはいかないし、加えて文化は一朝一夕に作れるものではない。
だからこそ田舎の閉塞感が嫌で東京に来る若者が多いし、それは田舎でただ馬齢を重ねる位ならば、東京で一度限りの人生を好きに生きてみたいという願望の発露でもあるのだろう。
だとしたらウイルス騒動があろうが無かろうが、田舎に住みたい層は今後もマイノリティという部分に留まるのかもしれない。
だから今後は都心がかなり没落して、田舎に住むのがトレンドになるだろうと評する人もいる。
リモートワークが一般的になると考えている人がいるからだ。
私はそうはならないと思う。
ドンキホーテ創業者の安田さんは、節税もあるのだろうがシンガポールに滞在している。
しかし暇で仕方ない、みたいな発言をされている。
他にも不動産や株で財産を拵えてハッピーリタイアをしたものの、うつ病になる人が案外多い。
私と面識がある某不動産投資家(著者を何冊も出している)も、やはりリタイア後に段々と精神バランスがおかしくなっていくように感じられた。
それはそうだろう。
タワーマンションの一室で、ネットを見たり映画を見たりしていても、それが毎日ならば退屈な牢獄とさほど変わらない。
古人曰く「小人閑居して不善を為す。」との事だが、不善までいかなくても閑居する事で暇を持て余して、精神に変調をきたすというのは有り得る事だろう。
人はどうしても、かつて経験した刺激が激しければ激しいほどそれが忘れられなくなる。
財産が出来たから温泉でゆっくり、という精神構造にならないようなのだ。
確かにソフトバンクの孫さんやユニクロの柳井さんも、きっと生涯現役を貫くのだろうと思う。
財産が出来たから、伊豆に大規模な邸宅を建てて余生をゆっくり過ごそう、という気持ちにはならないのだろう。
そこまで大物でなくても、財産が出来た段階で田舎に閑居したいという人を私は殆ど知らない。
これから若者が帰農していくケースもあるだろうが、ごく少数に留まるのではないだろうか。
秋葉原や中野に近い場所に住み、好きなイベントに参加したり趣味に没頭するにしても、やはりこのような場所に身を置いているからこそ、それが出来ると思われる。
田舎でコスプレや同人誌、ゲームやYouTubeという文化が育つとは、どうしても思えないからだ。
現在も長野や徳島では、他府県ナンバーの車がいないか県職員が監視しているという報道もある。
このような相互監視が当たり前な場所では、多様性が育たないように思われる。
だとしたらこれからの文化(サブカルも含め)は、どうしても都心抜きには語れないのだろう。
昔と違い、人間はただ食べられれば良いですという訳にはいかないし、加えて文化は一朝一夕に作れるものではない。
だからこそ田舎の閉塞感が嫌で東京に来る若者が多いし、それは田舎でただ馬齢を重ねる位ならば、東京で一度限りの人生を好きに生きてみたいという願望の発露でもあるのだろう。
だとしたらウイルス騒動があろうが無かろうが、田舎に住みたい層は今後もマイノリティという部分に留まるのかもしれない。